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戦い方の探索者

戦いの法則にせまり、自分の戦い方を築く助けとする

以逸待労(イイツタイロウ)

 

●計の説明
鋭気を養ったうえで疲れた敵にあたる。(孫子、軍争編)

 

兵法三十六計の一つにもなっている。

 

●計を立てた人
法正

 

●計の対象
夏侯淵

 


夏侯淵の守る山を攻める黄忠
夏侯淵は守って出てこない。

 

黄忠「どうしたもんかのう…」

法正「夏侯淵が守る山の横には、より高く険しい山があります。
その高い山の頂上からは、夏侯淵の陣がまる見えです。
ここを奪えば夏侯淵のこもる山も落とせるでしょう。」

黄忠「な~るほど、そうしよう!」

 

黄忠はその高い山を攻めた。
この高い山を守る魏の兵は少なかったので、すぐ落ちた。

 

黄忠「ほんとだ、ここから見ると、夏侯淵の陣がまる見えじゃ~デュフフコポォ」

法正「夏侯淵はこの山を奪い返しにくるでしょう。
私が合図するまでは、夏侯淵と戦わないでください。
敵がダレてきたら、私が合図するので突っ込んでください(鋭気を養ったうえで疲れた敵にあたる)」

黄忠「こころえた!」

 

一方、夏侯淵軍。
夏侯淵「おい~!向かいの山を奪われてるよ~!!
こいつぁ、出陣して奪い返さないわけにはいかんぞ~!!」

張郃「おまちください!これは法正の計です!出撃はダメ、絶対!」

夏侯淵「こっちの陣はまる見えだ!戦わんといかんでしょ!!」

張郃「なにとぞ!おやめください!!」

夏侯淵「い~や、出撃するね!」

 

出撃した夏侯淵は、高い山を取り囲んだ。
しかし黄忠は相手にしない。

 

お昼過ぎ、夏侯淵の軍はダレてきて休みを取りはじめたので、法正は合図した。
黄忠は先頭にたって攻め降り、夏侯淵を斬った。

 

 


反客為主のときと同じ展開。
敵の計にのってしまった夏侯淵、死す。