戦い方の探索者

戦いの法則にせまり、自分の戦い方を築く助けとする

緩兵の計(カンペイ)

 

●計の説明
引き延ばし策

 

●計を立てた人
張特(チョウトク)

 

●計の対象
諸葛恪

 


魏の将、張特の守る城を、呉の諸葛恪が攻めた。

 

諸葛恪「それ~、攻めろ~!!」

しかし、城は数ヶ月経っても落ちなかった。

 

諸葛恪「くそっ、ガンガン攻めない者は斬る!攻めるんじゃ~」

猛攻のすえ、城壁の一部が崩れそうになった。

 

張特「諸葛恪さん、諸葛恪さん!
私の国では、城を100日守った後であれば、降伏しても、その家族は罪に問われません。
諸葛恪さんはすでに城を攻められて90数日。
あと数日の猶予をいただければ、城をあげて降伏いたします。
このことを文書にして約束いたしますので、なにとぞ~、なにとぞ~」

諸葛恪「お、そうか!よしよし、では待とうではないか!はっはっはっ」

 

張特は城壁を大急ぎで修復した。

張特「うっそぴょ~ん!かかってこんかい!!ベロベロバ~」

諸葛恪「オ・ノーレ!!」

 

諸葛恪は怒り狂って攻め寄せたが、額に矢を受けて落馬。
しばらくして傷が良くなったが、軍に病気が広まったことにより退却した。
その退却を知った魏の別の将軍が諸葛恪を追撃し、呉軍を大敗させた。

 

 


嗚呼、信じてしまった諸葛恪。
信じ込ませたことも含め、張特のねばりが諸葛恪軍に病気の広まりを招き、守り勝った。