戦い方の探索者

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個人が競争力を高めるには、どうすればいいのか?

 

●●●「競争力」とは?●●●

 

ここでは、
「とある分野において、競争相手に勝利する能力」
という意味にします。

 


※その他、
「とある分野において勝率を高める能力」
「とある競争環境下で生き残る能力」
などでもいいと思います。

 


※経済学の(用語と思われている?)「競争力」の定義は、ここでは扱いません。

競争力 - Wikipedia

 

 

 


●●●結論●●●

 

(Q)
競争力を高めるどうすればいいのか?

 

(A)
①自分が競争する分野における「攻防の駆け引きの術」や「目的(勝利条件)を効率良く達成する方法」に精通する。

 

②そして、それらに最適化された「身体的スキル」を鍛える。

 

③ストレスがかかる状況下でも、「①の術や方法」や「②の身体的スキル」を発揮できる精神力を獲得する。

 

以上

 

 


そりゃそうだな、という感じですが、これを実現することの難しさよ……

 

いやもう、いつまで経っても道は遠く、競争から降りたくなりますね!

 

 


まあ、そんな感じで、競争力を強化するには、まずは、

 

「自分が競争している分野における「攻防の駆け引きの術」or「目的を効率良く達成する方法」は何か?」

 

という問いから始めるのがいいのではないかと思います。
(ただ、目的(勝利条件)がぼんやりしているなら、まずは目的の明確化から)

 

あとは、調査や試行錯誤あるのみです。

※より細かいことは、「ゲームの上達法」をご覧ください。

 

健闘を祈ります。

 

 

 


●●●なぜこの結論になったのかの説明●●●


「競争力を高める」と言っても、なにやらよくわかりません。

ということで、ひとつひとつその要素を明らかにしていきましょう。

 


●どの分野で競争するのか?

 

まずは、自分が戦う「戦場」や「土俵」を選ぶ。

 

将棋をやるのか、サッカーをやるのか、桃太郎電鉄をやるのか、Among usをやるのか。
あるいは、軍事かビジネスか、などなど。

 

 

 

●その分野の競争では、どうなれば勝ったことになるのか?

 

勝利条件、つまり目的となることを知る。


・相手を直接攻撃する競争

 

将棋(対戦相手の王or玉を取る)
サッカー(対戦相手が守るゴールに、ボールを相手より多く入れる)
軍事(敵軍主力の撃破)

 


・なにかを媒介とする競争

 

100m走(ゴールラインに到達するまでの速さ)
ゴルフ(コースにあるホールにボールを入れる打数の少なさ)
ビジネス(顧客の創造数や利益率)

 

 

※これはざっくりとした競争の分け方で、キッパリとこの二種に分けられるわけではありません。
だいたいの競争には、この二種の要素の濃淡があると思っていただければ。

 

軍事には、敵軍を撃破することが目的とならない任務があるし、
ビジネスには、競合を攻撃する手段もあります。(ビジネスモデルの記事の下のほうを参照)

 

また、自転車競技のロードレースは、競争の基本構造は100m走のようでいて、チームによる阻止や協調も行なわれるもよう。

 

 

 

●目的(勝利条件)を達成するには、どうすればよいのか?


・相手を直接攻撃する競争

 

対戦相手は、こちらを攻撃することで、目的を達成しようとする。
それを、こちらは防御によって阻止しようとする。

 

逆に、こちらは対戦相手を攻撃をして、目的を達成しようとする。
それを、対戦相手は防御によって阻止しようとする。

 

この「目的を達成することがかかった攻防の駆け引き」で、対戦相手を上回る必要がある。
(この「攻防の駆け引きの術」は、一般的に「戦術」と言われる)

 

 

・なにかを媒介とする競争

 

競争相手よりも効率の良い方法で、目的を達成する。
(そうすれば、成績は競争相手を上回る)

 

 

 

●いったんまとめ

 

つまり、「攻防の駆け引きの術」や「目的を効率良く達成する方法」が競争相手よりも優れていると、競争力が高いと言える。


そして、この状態になるのが、「競争力を高める」ということである。

 

 

 

●それだけじゃない

 

この、「攻防の駆け引きの術」や「目的を効率良く達成する方法」は、知能的スキルである。

 

であるので、それ以外のスキルである、「身体的スキル」と「精神的スキル」についても考慮する必要がある。

 

※知能的スキル、身体的スキル、精神的スキル、については、「ゲームの上達法」記事内の1ページを参照。

 

※「身体的スキル」は、選ぶ分野によってはサッパリいらなかったりする。

 

 


●そして、すでに述べた結論へ

 

※また付け加えることや修正があれば、随時更新します。