小車(おぐるま)の わが悪業(あくごう)に ひかれてや
つとむる道を うしと見るらん
【意味】
欲張ったり、怒りによって悪事に引かれてしまうと、自分の進むべき道を苦痛に感じてしまう。
【解釈】
何かを成そうというときに、欲をかいたり、一時の怒りによって法律や倫理に反する行為に引かれてしまうと、成そうとすることに対してきちんと積み上げるべきことを苦痛に感じるようになってしまう(そして、成そうとすることから遠ざかる)、ということか。
何かを成そうとするなら、欲や怒りに惑わされず、真摯にやるべきことをやるのがよい。
(真摯さが重要、というのは、ドラッカーも言ってたような)