戦い方の探索者

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【し】 舌だにも

 

舌だにも 歯のこはきをば しるものを
人は心の なからましやは

 

【意味】
舌でさえ歯のかたいことを知っているのに、
人が、人の心を知ることができないはずがない。

 

【解釈】
舌が歯のかたさを知り、噛まれないようにしているのと同じように、
人の心を知り、人を傷つけ(て噛まれ)ないようにしなさい。

 

思いやりでもあるし、よけいな敵をつくらないという処世術でもある。