人格向上
※孔子の弟子の言葉。 学んだら、身近なことから、こつこつ実践。
※四字熟語、「道聴塗説(どうちょうとせつ)」の由来。 自分の頭で考えないけど、何かを言って称賛されたい(利益を得たい)と考えているであろう人によくある行動。 その説に対しての質問を重ねていくと、すぐに馬脚をあらわす。
「人の道(仁)」とは、誠実さや思いやりなどの心の在り方だけではなく、すぐ行動(実践)して業績をあげることや、人を使うさいに金払いよくギブアンドテイクをすることも含まれる。
先生だろぅが、人の道に反するやからは許しちゃおかねぇ!
実践しろ!つまり、行動しろ!
※己の欲せざる所を、人に施すことなかれ。という言葉で有名。 人の道の基本であることには同意するが、想像力の乏しい人間、鈍感な人間、サイコパス、などには通じない論理かな、とも思う。 (わたしが、想像力の乏しい人間、鈍感な人間、サイコパス、でない…
人の道を実践するには、職人がいい仕事の前に道具を磨くように、人の道が実践可能で、かつ高めあえる前提(環境)を整える、ということか。 孔子は、人の道の実践について、環境の重要性を何度か説いていますね。
感情を動機とする判断は「迷い」である。 つまり、迷いかどうかを見分けるには、動機が感情かどうかを見ればよい、ということか。
※四字熟語の「克己復礼」。ただ、克己復礼という言葉は、孔子の時代にはすでにあったかもしれないとのこと。 みんなで一緒に生きるために、各自が利己的な欲望に打ち勝ち、みんなで一緒に生きるためのルールにのっとって行動しようというお話。 言いかえると…
日常の中の、ちょっとしたことからも学ぶことができる、というオハナシ。 他の二人によくないものが多いのであれば、一緒に道を歩くこともなくなるだろうか。
たしかに、質素な生活の中にもさまざまな変化があり、それらを楽しむことができる。(それに現代では、質素な生活をしていても楽しめることが増えているし) そういえば、贅沢になればなるほど、細かな幸せには気づきにくくなる、ということを誰かが言ってい…
金もうけの追求は、道徳的かどうか? たしかに、金もうけを追求するあまり、道徳に反することをする人は多い。 とはいえ、金もうけそれ自体には善悪などはなく、それを行う人間に善悪があるだけ。 道徳的に金もうけをすることができるのなら、それにこしたこ…
物事の良し悪し(よしあし)に対する、健全な判断力が必要である。 なぜなら、判断力が甘いと悪しを見逃し、判断力が厳しく融通がきかなすぎると、良しを潰すから。 というような感じでいいのだろうか。
※文字訂正 実力不足があれば→実力不足であれば 自分の限界をかってに決めて、できないと決めつけるな。 実践しないと、実力不足かどうかさえわからないでしょ。(実践すると、実力不足である場合には、実力不足であるということの客観的な評価が得られる。そ…
「自分の過ちを認める」ということの実践を、きちんと行えている者はいない。 自分の過ちを認識し、それを受け入れる誠実さ(真摯さ)。 実はこれこそが、自身の成長のために不可欠な要素。
他者に対する「礼」は、「仁(誠実な思いやり)」が具体的な形になったものである。なので、「仁」の無い、形だけの「礼」をとることは不誠実なので恥じる。他者へ「礼」をとるときには、心からの「仁」が伴うべきである。 形だけの「礼」をとることを恥じる…
世が乱れて誠実(道徳)が薄れたときにこそ、その誠実を身で示すまさに人間の鑑。 こういう人が理想であるが、どこまで近づけるのやら。しかし少なくとも、こういう人を見つけたら、その人に何らかの形で力をかしたい。
「つきあいが長くなっても、敬意を持ち続ける。」 たしかに、どれだけ仲良くなっても「互いの敬意の喪失」という一線をこえると、その関係は破綻する。敬意は持ち続けたほうがよい。 ただ、当初はどんな相手にも敬意をもちつつも、その相手が自己中心的で自…
人と一緒にいたいのなら、人格者を目指したほうがいい。
すぐれた人物はもちろん自分の成長の役に立つし、愚かな人物も反面教師として自分の成長の役に立つ。
自分の損得の勘定を優先させ続けていると、人を簡単に裏切ることもいとわなくなっていくでしょうしね……
「行動の根拠に誠実な思いやりのない人間は、知性のある人間ではない」 そうなのだろうか?とも思ったものの、よく考えると、人に対する誠実な思いやりがないと、社会を害する(つまり、社会の全体最適を考えられない)ので知性がないと言えるか。 また、事…
※孔子の弟子の言葉 「人の相談にのったのならば、誠実に対応する。友人とのつきあいで、言葉と行動を一致させる。人に教えるときは、まずは自分でよく理解してから。」
※ことわざの「巧言令色鮮し仁(こうげんれいしょくすくなしじん)」 「耳あたりのよい言葉づかいや、警戒心を解かせるような表情に注意せよ。その相手は、こちらを思ってのことではなく、自分の利益や安心だけのためにそれをやるような性質の人間かもしれな…