戦い方の探索者

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【そ】 そしるにも

 

そしるにも ふたつあるべし 大方は
主人のために なるものと知れ

 

【意味】
臣下の主人への非難には二種類あるが、そのほとんどは主人のためになることを知りなさい。

 

【解釈】
二種類の非難とは、主人を諫めるもの(忠告)と、利己的や感情的な不平不満であるもよう。
このどちらであっても、主人は広い心で受け入れて自分の行動や心を振り返り、改善点を見つけ出すきっかけにしなさい、ということか。

 

さらに言えば、「不平不満を言いやすい環境なら、主人も適切な忠告を多く拾える」という効果もあるかもですな。心理的安定性的な。