戦い方の探索者

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【ぬ】 ぬす人は

 

ぬす人は よそより入(い)ると 思ふかや
耳目(みみめ)の門(かど)に 戸ざしよくせよ

 

【意味】
盗人は他所から入るものとだけ思っていいのだろうか。
耳や目という門の戸締りもよくしなさい。

 

【解釈】
家に侵入して物を盗む泥棒に注意するのと同様に、耳や目から心に侵入して精神を侵食するものにも注意しなければならない。

 

つまりは、不安を煽る言葉や心地よい言葉を放ち、お金をかすめとったり良心を失わせようとする(悪事にしむける)者には注意しなければならない。