戦い方の探索者

戦いの知恵を身につけ、自分の戦い方を築く。

3つのスキルについて

 

3つのスキルについて、説明します。

 

知能的スキル───────────────────────────

 

知能的スキルは、主に3つのスキルから成りたっています。

 

情報収集スキル:自分がプレイするゲームの知識を知るスキル。
判断スキル:ゲームの知識を知り、その知識をもとに良い判断をするスキル。
決断スキル:判断したことを実際に行動へとうつすスキル。

 

 

●情報収集スキル
情報収集スキルとは、ゲームの知識を知るスキルです。

 

では、ゲームの知識とは何か。
それは、次のようなことについての知識です。

・ゲームのシステムやルール。
 つまり、「こうすればこうなる」というそのゲームの世界での法則。
・アイテムの効果
・敵の能力や行動パターン
・地理、ステージ構成

 

これらの知識を得るために、説明書を読んだり、ゲーム内での探索や探検を通じて観察や検証(試行錯誤)を行い、情報を収集します。
つまり、情報収集スキルとは、「読む」「観察」「検証(試行錯誤)」などを行うスキルのことです。

 

 

●判断スキル
ゲームの知識を知ることで、ゲーム内における「目的」と、その目的を達成するためにどのような「手段」がとれるか、が明らかになります。

次に、「目的」を達成するために「手段」をいろいろと組み合わせて試行錯誤を繰り返すことで、「こういうときにはこうすればいい」という判断基準がつくられます。

この判断基準の集まりが、ゲーム内における目的を達成する方法、つまり攻略法や攻略パターン、あるいは戦略と言われるものです。

 

攻略法などの判断基準をつくったら、あとは実際に行動するときにまずは状況把握を行い、そして、その把握した状況に応じて判断基準にもとづき判断します。

つまり、判断スキルとは、「判断基準をつくるための試行錯誤」「実際に行動するときに行う状況把握」「把握した状況と判断基準にもとづいて判断」などを行うスキルのことです。

 

 

●決断スキル
決断スキルとは、自分が下した判断を実際に行動にうつし、現実において判断の効果を発揮させるスキルのことです。
決断スキルがないと、下した判断は実行されず、判断スキルが役に立ちません。

 

決断スキルは、「自分の判断スキルと身体的スキルへの信頼」「勇気」によって成っています。
(ざっくばらんに言うと、自分の読みを信じて、その読みに身を委ねる勇気が必要ということです)

 

 

身体的スキル───────────────────────────

 

身体的スキルとは、「体を動かして操作を行う」スキルなどのことです。

 

 

●基本操作スキル
指や足などを使って行われる、そのゲームにおける基本的な操作スキル。

 

十字ボタン(やレバー)を一方向へ入れる:ゲーム内での前進後退など、望んだ方向への移動
ボタンを押す:行動の決定やキャンセル、格闘ゲームならパンチやキックなど
十字ボタン(やレバー)とボタンの組み合わせ:アクションゲームや格闘ゲームにおける必殺技、特殊技(コマンド入力技)

 

 

●複雑操作スキル(or 応用操作スキル)
基本操作を組み合わせた複雑な操作を行うスキル。
細かなタイミング、速度、正確さが要求される。(そのリターンとして、プレイが効率的になる)

 

十字ボタン(やレバー)とボタンの組み合わせ:アクションゲームや格闘ゲームにおける連続技、FPSのエイムの精度など

 

 

●持久力(スタミナ)
ゲームを長時間プレイするスキル。

 

指、手、目の持久力:これらが疲労すると、操作の正確さに影響する。
足腰の持久力:ダンスゲームなどで疲労すると、操作の正確さに影響する。
頭脳の持久力:疲労して集中力を失うと、操作や判断の正確さに影響する。

 

 

精神的スキル───────────────────────────

 

精神的スキルとは、知能的スキルと身体的スキルを実際の行動においてきちんと発揮するための、「感情を制御する」スキル。

 

 

●平常心
平常心とは、「ふだんと変わらない心。揺れ動くことのない心理状態。」のことです。

つまり、プレッシャーを感じたり、予想外のことが起こったりしたときにも、目の前で起こっている事実に淡々と対処できる心の落ち着いた状態のことです。

この平常心という名の精神的スキルは、すべての技術の発揮に強い影響を及ぼします。

 

【どういうときに平常心を失い、どうなってしまうか】

・プレッシャーを感じる状況(ミスが許されない状況など)に置かれたさい、萎縮、あるいは興奮してふだん通りの判断や操作ができなくなる。

 

・なんらかのミスをしたあとに動揺する。
そして、その動揺を引きずってふだん通りの判断や操作ができなくなる。

 

・喜怒哀楽などを感じたさい、その感情に引っ張られ、状況に適した判断や操作がとれなくなる。
とくに、喜んだときに欲張ってふだんしないような行動をしたり、怒ったときに行動をふだんより急いだりする。
また、喜怒哀楽などを感じたさい、あれこれ考えてしまい、それにより集中力を失い、判断や操作の正確さが低下する。

 

・予想外のことが起きたさい、パニックを起こしたり混乱してしまい、状況に対応した判断や操作ができなくなる。

 

・逆境(不運で、思うようにならない境遇)であせる(早くしなければならないと思っていらだつ)。

 

【以上のようなとき、平常心があるとどうなるか】
・プレッシャーを感じる状況に置かれても、平常心があると自分がプレッシャーを感じていることを自覚して受け入れる、あるいは受け流すことができ、ふだん通りの判断や操作ができる。


・なんらかのミスをした状況でも、平常心があるとミスをしたという事実を受け入れて向き合い、心を揺らすことなく冷静な状況判断ができる。


・喜怒哀楽を感じたとしても、平常心があるので自分の感情(喜怒哀楽など)の発生を自覚して受け流すことができ、ふだん通りの判断や操作ができる。


・予想外のことが起きた状況でも、平常心があるので力みがなく、体と心を柔らかに保つことができ、予想外の状況の変化に柔軟に対応できる。(硬直しない)


・逆境に置かれたとしても、平常心があるので目の前の逆境という事実を受け入れて向き合い、冷静な状況判断を行うことができ、がまんにつながる。動くべきでないときにあせって動かなくなる。

 

 

●勇気
勇気とは、「恐れずに立ち向かう精神の力」のことです。

 

勇気という精神的スキルは、知能的スキルの「決断スキル」に必要です。

なぜかといいますと……
頭の中で、とある行動をとることが良い、と判断したとします。
その行動を実際に行うと決める(決断する)には、その行動にともなうマイナスのリスク(つまり危険性)を受け入れる必要があります。

 

しかし、勇気がないと、危険を恐れて受け入れられず、その行動を実行にうつせません。
判断された行動を実行する決断には、危険に対して自分が抱く「恐れという感情」に立ち向かう勇気が必要なのです。

 

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この3つのスキルはどれかが欠けるとマズく、また、欠けずとも、どれかに偏ってもマズいです。
知能、身体、精神、どのスキルも身につける(=反射的にできる)ようにしましょう。