ゲームの上達方法に関する思考の枠組み(フレームワーク)が無いようなので、つくってみました。
(動画版はコチラ)
●結論
(Q)
ゲームが上手くなるには、どうすればいいのか?
(A)
自分が上手くなりたいゲームの、知能的スキル・身体的スキル・精神的スキルという3つのスキルを、反射的にできるようになるまでトレーニングする。
●まずは、この3つのスキルについて説明します。
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(※プレイヤースキル(PS)、プレイングスキルと言われるスキルは、この3つのスキルで構成されていると考えています)
●次に、この3つのスキルを身につける方法について説明します。
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●これらのことをまとめた表(の一例)を貼っておきます。
とあるゲームが上手くなりたいけど上手くならない、という状態になったら、以下の手順にしたがって上記の表と同じような表をつくり、トレーニングしてみると、なにかしら気づくことがあるかもしれません。
(1)
自分がプレイするゲームにおける3つのスキルを、一つ一つ書き出す。
そのゲームの知能的スキルとは、身体的スキルとは、具体的に何なのか。
精神的スキルは、どのゲームでも平常心と勇気ではあるが、それらをどのような時に発揮するべきなのか。などなど…
(2)
3つのスキルを書き出したら、表の縦軸にそれらを順番に記入していく。
(3)
自分が、現在どのスキルができて、どのスキルができていないのか、横軸にチェックする。
現在できるスキルは、意識的にやればできるのか、あるいは無意識的に(反射的に)できるのか、どちらなのか。
(4)
できていない技術を繰り返しトレーニングする。
まずは意識してできるようにする。
次に、無意識的(反射的)にできるようになるまで繰り返す。
●以上、「ゲームが上手くなるには、どうすればいいか」という問いへの私の答えをまとめました。
ゲームが上手くなりたいけど上手くならない、という方のお役に立てば幸いです。
また、私はeスポーツを応援しているので、eスポーツをこれから始める人のトレーニングの「足がかり」としてもお役に立てば幸いです。
この思考の枠組みは、ゲームプレイ中における私自身の内面の観察、他プレイヤーの行動の観察、その他さまざまな知見を基にして構築されました。
洗練させる余地はまだまだありますので、随時更新予定です。
※2018/09/26追記
「反復することで無意識に実行できるようにする」という考えのもとで、特定の技能を意識的に反復トレーニングするのではなく、そもそもトレーニングの中に「特定の技能を無意識に実行しなければならない状態」を組み込むべき、との指摘。
そのほうが無意識的にできるようになるし、習得のスピードも速い、とのこと。
理にかなう。
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※2020/03/10追記
とある方面の学問を探求後に、このフレームワークの発展型を再構築する予定です。
●その他
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