戦い方の探索者

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2023-09-09から1日間の記事一覧

論語15-32 教養人は善い生き方を追求

自らの人生において何を追求するか、その姿勢への覚悟のお話。 でもまあ、「(善い生き方を目指す)学問なんて、食べていくことには何の役にも立たないだろ」と、当時も言われてたんだろうなぁ、と思われるようなお話でもあります。 たしかに、直接的に稼げる…

論語15-31 わたしは以前一日中

考える、という行為は、頭の中にある情報や知識を分解したり組み合わせたりする作業なので、情報や知識が頭の中に無いと意味がない。 たとえるなら、材料が無いのに料理をしても意味はない。 ことわざで言うところの、下手の考え休むに似たり。

論語15-30 失敗したのにそこから

失敗は、改善点を得るチャンス。(もちろん、「致命的」な失敗はそこで終わりですが)

論語15-29 人間が実践することによって

実践しろ!つまり、行動しろ!

論語15-28 世の中の大勢の人が

世の中の大勢が、1つの側の意見に流れているとき、調べずにすぐ信じるな。調べずにすぐシェアするな。調べずにすぐ「いいね」するな。 孔子が生きていた時代にSNSがあったなら、相当激おこ案件多発しそう...…

論語15-27 人当たりのいい、巧みに

巧みな言葉にのせられて、ちょっとの我慢もできないでは、とてもじゃないけど大きな目的(人の道の高いレベルでの実践)を達成することなどできない、とのお話か。 「少しの我慢もできないと、大きな目的は達成できない」という内容は、どんな目的にも当てはま…

論語15-24 一生おこなうべきものを

※己の欲せざる所を、人に施すことなかれ。という言葉で有名。 人の道の基本であることには同意するが、想像力の乏しい人間、鈍感な人間、サイコパス、などには通じない論理かな、とも思う。 (わたしが、想像力の乏しい人間、鈍感な人間、サイコパス、でない…

論語15-23 教養人は相手の意見だけ

言葉の内容の良さを、その言葉を発した人の人格の判断には使わない。同じように、人格を、その人の言葉の内容の判断には使わない。 つまり、「言葉の内容」と「人格」は、それぞれ独立して考え、関連づけない。

論語15-22 教養人は自分に誇りを

教養人は自分に誇りを持つが、その誇りは他の人と比較するためではなく、自分自身の軸として独立して在る。それゆえに、誇りがあっても、(少なくとも自分からは)他の人と比較しないので、その優劣、善悪、貴賤などを争うことはない。 そうして自分自身が独立…

論語15-20 生きているうちになんの名誉

自分の能力を、人の道に基づく実践により、世の中で発揮することで評価されてこそ教養人。 教養人の、ノブレス・オブリージュですかね。

論語15-18 教養人は人の道を根本

教養人の根っこは人の道。以前にも述べられていたが、「善い生き方」を目的とする。

論語15-16 どうしようどうしようと

問題について自分で考えない者を、教え導くことなどできない。

論語15-14 とある国にいた宰相は

人の上に立って全体をまとめる人間にとって、全体をうまくまとめるために優れた人材を活用することは義務である、それをしなきゃ、というお話。

論語15-12 遠くのことまで見通して

長期的(大局的)な視点がないのでは、行き当たりばったりでトラブル続出。

論語15-10 仁の実践方法について

人の道を実践するには、職人がいい仕事の前に道具を磨くように、人の道が実践可能で、かつ高めあえる前提(環境)を整える、ということか。 孔子は、人の道の実践について、環境の重要性を何度か説いていますね。

論語15-8 その人が自分にとって話

語り合うべき人に対しては、機会を逃さず話す。語り合うべきでない人に対しては、スルーする。 チャンスをとらえ、ムダな行動はしない。

論語15-3 わたしが多くのことを学んで

この「人の道」は、 自分の良心に忠実、誠実であること。(忠)他人のことを、自分のことのように誠実に思いやること。(恕) ということのようです。 つまり、良心と思いやりによって、学んだ知識がまとめあげられている、と。

論語14-44 孔子が古い友人と

孔子の「激おこ」とまではいかないまでも、「ふつおこ」案件。 礼(誠実な思いやりを具体的な形にしたもの)のない友人に、厳しく対応。

論語14-42 政治家が人の道の実践

上が手本を示さねば、下が従うことはない。

論語14-35 相手の悪意に対して

悪意に対して善意で返すなど言語道断で、まっすぐな正しさで報復する。 たしかに、このほうが公平で、バランスのとれた姿勢(中庸)ですね。(なんにでも善意でお返しするのは、不公平で、かなり偏った姿勢)

論語14-27 自分の発した言葉が

大きく見せることは恥

論語14-24 教養人は物事の本質を

末端の事柄といいますか、表面にあらわれた現象といいますか、それだけを見ていると部分的や一時的なことに振り回されて、判断を誤ることになりますわな。

論語14-11 貧しいときにその生活に

経済的な余裕は、精神的な余裕につながる。 精神的な余裕があると、自身の精神と振る舞いをコントロールする(おごり高ぶらないようにする)のは比較的たやすいということか。

論語14-5 人格者はかならず立派な

人格者が「立派な発言」や「勇気ある行動」をしているからといって、「立派な発言」や「勇気ある行動」をしている者が人格者であるとは限らない。 面接官となるのであれば、理解しておくべきことか。

論語14-4 政治が人の道に

政治(環境)に応じて行動を変える。8-13と同様。 身の危険を避ける、君子危うきに近寄らず、ということも理由にあるのかな。 ※ちなみに、「君子危うきに近寄らず」という言葉は、故事俗信ことわざ大辞典によると、「漢籍から直接出たものではないよう」です。…

論語13-26 教養人は自分に自信を

自分に自信を持つことは必要だが、自信を持ったあとにどう振る舞うか、そこに人格的境地が現れる。 これはゆめゆめ気をつけなければいけませんな。

論語13-25 教養人が上司だと

人間の、知性と人間性の境地の違いは、マネジメントのやり方の違いとなって現れる。 たしかに、自分以外の人間に完全を求める人はいますね... そもそも人間なんて、もろもろの限界がある「生物」である以上、完全になることなんてなく、不完全なまま死んでい…

論語13-23 教養人は自分の考えを

「顔色をうかがって同調すること」は、意見を尊重しない行為なので、不誠実ということか。(どんな意見でも同調するので、意見の内容はどうでもいい、という扱いをしている) そういった不誠実を重ねては、自分の意見と他者の意見について、他者とバランスのよ…

論語13-21 バランスのとれた行動を

バランスのよい人がいないなら、受け身な常識人より、主体的な奇人を友とせよ。

論語13-17 弟子が都市の長官に

結果を急ぐと、過程をすっ飛ばしたり、過程の処理が雑になるので、結局目的を達成できなくなって結果が出ない。 局地的利益(短期的利益、部分最適)を優先することにより、大局的利益(長期的利益、全体最適)のために必要な資源が投入されず、その利益が損なわ…