戦い方の探索者

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教養人のあり方

論語20-3 自分の使命と運命

己を知り、公共を知り、言葉を知る。それが良い人生。

論語19-10 指導者は人々から

※孔子の弟子の言葉。 相手が人間であるかぎり、信頼を得ないと、物事が進まない。 なんであれ、頭ごなしにやるのは悪手。

論語19-7 職人は工房の

※孔子の弟子の言葉。 磨け人格、手段は学問、果てに目指すは教養人

論語17-24 教養人もまた憎む

教養人は仁(誠実な思いやりや人の道)をそなえた人だが、憎む者はいる。 といいますか、仁(誠実な思いやりや人の道)をそなえているからこそ憎む、というほうが正しいか。 (つまり、これらの者を憎んでいるなら、仁をそなえた人である可能性が高いと思われる。…

論語17-23 教養人は勇気を

人の道という土台あってこその勇気。

論語16-10 せいいっぱい努力すべき

知能と人格、それぞれについて努力するべきこと。

論語16-8 教養人は三つのものを深く

人間の可能性と限界を知りつつも、完全な人格という理想像に少しでも近づくための実践をするのが教養人。 知識人は、人間の可能性と限界を理解しないし、理想像を軽んじてやらない。 という感じか。

論語16-7 失敗しないように気を

性欲、競争欲、強欲で失敗しないように自己管理(セルフコントロール)しなさい、というお話。

論語15-37 教養人は大局的な

公共のルールを優先し、身内びいきはしない。

論語15-34 教養人は専門的知識

マネジメントの能力のお話かな。 まあ、マネジメントも専門的知識ではありますが、大局的な判断のための専門的知識なので、孔子の言わんとするところに当たらずとも遠からじではないかと。 ※そういえばですが、任天堂でヒット玩具をいくつも世に出した横井軍…

論語15-32 教養人は善い生き方を追求

自らの人生において何を追求するか、その姿勢への覚悟のお話。 でもまあ、「(善い生き方を目指す)学問なんて、食べていくことには何の役にも立たないだろ」と、当時も言われてたんだろうなぁ、と思われるようなお話でもあります。 たしかに、直接的に稼げる…

論語15-23 教養人は相手の意見だけ

言葉の内容の良さを、その言葉を発した人の人格の判断には使わない。同じように、人格を、その人の言葉の内容の判断には使わない。 つまり、「言葉の内容」と「人格」は、それぞれ独立して考え、関連づけない。

論語15-22 教養人は自分に誇りを

教養人は自分に誇りを持つが、その誇りは他の人と比較するためではなく、自分自身の軸として独立して在る。それゆえに、誇りがあっても、(少なくとも自分からは)他の人と比較しないので、その優劣、善悪、貴賤などを争うことはない。 そうして自分自身が独立…

論語15-20 生きているうちになんの名誉

自分の能力を、人の道に基づく実践により、世の中で発揮することで評価されてこそ教養人。 教養人の、ノブレス・オブリージュですかね。

論語15-18 教養人は人の道を根本

教養人の根っこは人の道。以前にも述べられていたが、「善い生き方」を目的とする。

論語14-27 自分の発した言葉が

大きく見せることは恥

論語14-24 教養人は物事の本質を

末端の事柄といいますか、表面にあらわれた現象といいますか、それだけを見ていると部分的や一時的なことに振り回されて、判断を誤ることになりますわな。

論語13-26 教養人は自分に自信を

自分に自信を持つことは必要だが、自信を持ったあとにどう振る舞うか、そこに人格的境地が現れる。 これはゆめゆめ気をつけなければいけませんな。

論語13-25 教養人が上司だと

人間の、知性と人間性の境地の違いは、マネジメントのやり方の違いとなって現れる。 たしかに、自分以外の人間に完全を求める人はいますね... そもそも人間なんて、もろもろの限界がある「生物」である以上、完全になることなんてなく、不完全なまま死んでい…

論語13-23 教養人は自分の考えを

「顔色をうかがって同調すること」は、意見を尊重しない行為なので、不誠実ということか。(どんな意見でも同調するので、意見の内容はどうでもいい、という扱いをしている) そういった不誠実を重ねては、自分の意見と他者の意見について、他者とバランスのよ…

論語13-4 弟子がいつか政治的指導者に

人間の指導者たろうとするなら、人間の手本となることを第一に実践しろ、そうすれば自ら従ってくれる、というお話。 背中を見せる、ということですな。

論語12-16 他者の良いところや

つまり、善い行いや悪事への対応を見ると、その人の人格的段階がわかる。 また、自分の人格を高めるなら、善い行いを支援し、悪事はやめさせるようにする。 友達への忠告については、12-23も参照。

論語9-30 賢者は迷わない

賢者、人格者、勇者と分けているものの、教養人が備えるべき3つの性質を表しているもよう。 賢者は、その知恵によってできるかぎり多くの選択肢を挙げ、そしてその中から理にかなう最適な選択肢を判断できるので迷わない。 人格者は、人の道についての判断…

論語7-36 教養人はおだやかで

細かいことにこだわることは別にいいと思うが、いつでも何にでもそうであっては(つまり、やり過ぎるほうへバランスが偏っていては)、よろしくない。

論語6-27 教養人はひろく知識を

知識を学び、それを「善い生き方」の具体的な形である「善い生活方式」におとしこんで、実践する。

論語6-18 素朴さが文化的要素を

ゆるっとしすぎず、なんでもかんでも(文化的な)基準や形式に照らして対処しすぎず、そのバランスをとれ、というオハナシ。 「目指すバランス」はみんな一緒かもしれないが、「バランスのとり方」は、各自の個性や生活している環境によって、人ごとに異なる…

論語6-13 教養人になれ知識人に

人格と知性(ここでは大局的視点)、ともにそろって教養人。

論語4-24 教養人は口下手で

学問は実践あってこそ。実践するスキルは、話すスキルよりも重要。

論語4-16 教養人は、物事の理

ことわりか、損得か。物事を見たときに、どこに反応するかで、相手の人格的境地がわかる。 この「ことわり」を「万物の真理」と解釈するか、「人の道にかなうもの(道徳的に問題ないもの)」と解釈するかで、意味は変わる。 「万物の真理」に反応する、とし…

論語4-11 教養人は善い生き方

これが人間の格(人格)の違いか…