自社のビジネスモデルの利用権を、他者に販売する。
フランチャイズ(ビジネスモデルの利用権販売にまつわるシステム)の本部:フランチャイザー
フランチャイズの加盟者(ビジネスモデルの利用者):フランチャイジー
【価値提供】
フランチャイジー(利用者)のメリットは、製品、商標、ブランド、訓練教材、機材、業務プロセスなど、差別化要素や競争優位性が実証済みのビジネスモデル(フランチャイザーのノウハウ)を利用できること。
それゆえ、独自に新しいビジネスアイデアを事業化する場合に比べて、起業のリスクはかなり小さくなる。
(フランチャイズの本部からフランチャイジーにノウハウと製品が提供されるものは「小売系フランチャイズ」、ノウハウだけ提供されるものは「サービス系フランチャイズ」)
【効果】
フランチャイザー(本部)は自社ですべてのリスクを負うことなく、また必要な資源を集めることなく、自社のビジネスをすばやく展開できる。
(リスクと資源は、フランチャイジー(利用者)の責任の範囲)
くわしくは……
p181
【事例】TSUTAYA、KUMON
p207(Franchising)
【事例】マクドナルド社、マリオット・インターナショナル社
【Wikipedia】フランチャイズ
【Wikipedia英語版】Franchising