戦い方の探索者

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マキャベリの君主論 その9-3 君主は、愛されるより恐れられよ

愛されることと恐れられることの両立は難しいが、どちらかをとるなら恐れられるほうがよい。

 

なぜなら、君主の魂や気高さに対して自然に惹きつけられたわけではない、物質的利益による市民の君主への恩義は、市民が自分の利益を優先することによってすぐに失われ、裏切られてしまうから。

 

そういった恩義を当てにしない、君主の処罰に対して市民が抱く恐れのほうが、裏切りを抑制することができる。