戦い方の探索者

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2023-09-03から1日間の記事一覧

グローバル化

日本国内で提供している価値を、海外、特に新興国でも提供する。それにともない、ビジネスシステムをグローバルに最適に配置する。 【効果】・新興国で売り上げを増加させ、成長を得られる。 ・規模を大きくし、グローバルに最適配置することで、有利なコス…

保有能力の活用

ノウハウやリソースを自社で活用するだけでなく、外部の企業に対して販売する。 【価値提供】顧客は、専門的なノウハウの提供を受けることができる。 【効果】・本来の事業とは別の収益を得ることができる。 ・外部へのサービス提供を通じて、経験量が増える…

OEM製品(ホワイトレーベル)

とある製造業者が製造した商品があるとする。その商品を、別の会社が別の商品(ブランド)名で、別の市場階層に向けて販売する。 製造業者は販売元の販売力を利用でき、販売元は製造業者の専門的技術を利用できる。 【価値提供】商品を買う顧客は、低価格で…

クリームスキミング(チェリーピッキング)

牛乳から練乳(クリーム)を取る。つまり、おいしいところだけを選択して食べる。 既に広域に(ユニバーサルに)事業を展開している競合がいることが前提。その競合の市場のうち、高い需要がある地域や顧客セグメントに集中する。 業務効率や資源効率を上げて…

特定市場の支配(ニッチ、スーパーニッチ)

とある用途に特化した製品に集中し、圧倒的な市場シェアを獲得する。 「顧客のニーズ」と「製品のバリエーション」を、間違いなく見つけるのが大事。 おもに専門品(特許を持つユニークな製品)を開発して、特許によって利益を守る。特許が切れたら、競争相手…

顧客ライフサイクルマネジメント

顧客の人生のできるだけ早い時期に、お買い得な入門用製品(エントリーモデル)を買ってもらう。その後、顧客の成長にともなうウォンツやニーズの変化、さらに収入の変化に合わせて、提供する価値と価格を変化させ、利益をあげる。 顧客が一生のうちにとある企…

製品ピラミッド利益モデル

石が何層にも積まれているピラミッドのように、異なる製品を市場の階層に応じて積み重ね、利益をあげるモデル。 〇その製品ピラミッドの中層(真ん中、つまり中価格帯の製品)で商売をしている場合について説明する。 ・ピラミッドの最下層最下層は低価格市場…

究極の一品

顧客は、トップクラスの富裕層。富裕層のために、全バリューチェーンを最適化する。 【価値提供】富裕層の購買力にふさわしい、最高品質の特権やサービス。スノッブ効果(他人と同じものは持ちたくない、一般大衆が買えない高価なものを持ちたいという心理効…

格安商品(別名:ノーフリル、ノンフリル)

商品を低価格で顧客に提供する。そのために、提供する価値を絞りこみ、それ以外の価値提供にかかっていたコストを削減する。 また、コストを最小化するように全プロセスを修正する。(この全プロセスは、作業のプロセスだけでなく、バリューチェーンも含む)…

低所得層ターゲット(BOPモデル)

世界的に見て、もっとも所得の低い人々を対象としてビジネスを行う。 (BOPとは、Base of (economic) Pyramid のこと。経済的ピラミッドの底層)これらの顧客層(全世界の約半数の人々)は、購買能力は低いものの、大きな販売量となりうる。 ただし、低所得層…

合気道(ブルーオーシャン)

競合他社とは正反対の価値を生み出し、競争する必要をなくす。 ※いわゆるブルーオーシャン戦略に似たビジネスモデル。 ブルーオーシャン戦略では「正反対の価値」という表現はしていないが、「業界の重視する機能を排除する」としている。 【価値提供】 競合…