戦い方の探索者

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規模の経済

ブランド買収・再生

複数のブランドを買収し、持株会社の下にぶら下げていくことにより、価値を作り出す。 【効果】破綻したブランドを買収する。 そして、設計やデザインなどをブランドに残したまま、購買や物流など、規模の経済が利く機能を集約して、コストダウンを行ったり…

同業との統合(水平統合)

自社と同種の事業を営む他社を、買収や合併などの方法で自社に統合する。 【効果】・機能を統合し、規模の経済によって、生産と物流のコストダウンを図る。 ・事業規模を拡大し、業界順位を上げ、シェアの増大を図る。 くわしくは…… ビジネスモデルの教科書―…

相対的市場シェアモデル

相対的市場シェアを高めると、利益もそれにつれて上昇する。 (※このモデルに限らず、どんなときでも有効というわけではない) 【効果】・製造部門の規模の経済性・大量仕入れによる購買力・ユニット当たりの製造コスト、間接費、研究開発費の低さ・最良の人材…

ロビンフッド

なんらかの価値(製品やサービス)を、「貧困層」と「富裕層」の両方へ提供する。 貧困層へは、低価格(あるいは無料)で提供する。富裕層へは、高価格で売る。 貧困層へ価値を提供する費用は、富裕層からの売り上げによってまかなわれる。 こうして、ふつうは貧…

スーパーマーケット(まとめて販売)

さまざまな種類の商品を、1ヶ所で販売する。 幅広い品ぞろえによって、多くの顧客の要望を満たせるため、大きな需要が呼びおこされる。(みんな行くし、要望のものをすべて買う) 【価値提供】顧客は、自分の欲しいものを1ヶ所でそろえることができる。(商…

顧客の購買代理

顧客に商品を「販売する」という立場ではなく、顧客のために「購買を代行する」という立場をとる。 【価値提供】・購買代行が、顧客のニーズをまとめて集中して買うことにより、規模の経済がはたらいて低価格になる。 ・購買代行が、複数の商品から比較検討…

専門特化プレイヤー

産業バリューチェーン内の、1~3つの業務や機能に集中する。 専門特化した企業は、納品までのコストを熟知している。そのため、提供する商品のメニューを顧客の細かい条件に応じてつくることで、より適切で有利な価格設定を行うことができる。(これにより、…

グローバル化

日本国内で提供している価値を、海外、特に新興国でも提供する。それにともない、ビジネスシステムをグローバルに最適に配置する。 【効果】・新興国で売り上げを増加させ、成長を得られる。 ・規模を大きくし、グローバルに最適配置することで、有利なコス…

OEM製品(ホワイトレーベル)

とある製造業者が製造した商品があるとする。その商品を、別の会社が別の商品(ブランド)名で、別の市場階層に向けて販売する。 製造業者は販売元の販売力を利用でき、販売元は製造業者の専門的技術を利用できる。 【価値提供】商品を買う顧客は、低価格で…

特定市場の支配(ニッチ、スーパーニッチ)

とある用途に特化した製品に集中し、圧倒的な市場シェアを獲得する。 「顧客のニーズ」と「製品のバリエーション」を、間違いなく見つけるのが大事。 おもに専門品(特許を持つユニークな製品)を開発して、特許によって利益を守る。特許が切れたら、競争相手…