「顧客の購買代理(顧客の立場に立って、製品を選別する)」事業
と
「メーカー(製品をつくる)」事業
この両方の事業を同時に所有し、持株会社構造の下にぶら下げてグループ企業化する。
そして、顧客の利益に反しない程度に、「顧客の購買代理」事業から「メーカー」事業へ仕事を流す。
【効果】
本来なら、顧客の購買代理事業は、顧客の立場に立って製品を選別するので、製品の選択に対する中立性が要求される。
つまり、どのメーカーとも利益関係にあってはならない。
しかし、このマネジメントをすると、購買代理事業からグループ内のメーカー事業へ安定的にビジネスがもたらされ、高利益を生み出し、なおかつ中立性を保つように見せることができる。
くわしくは……
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【事例】WPP、野村ホールディングス