戦い方の探索者

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2023-09-05から1日間の記事一覧

セルフサービス

サービスの価格を下げる代わりに、サービスの価値創造の一部を顧客に肩代わりしてもらう。 (※肩代わりしてもらうのに特に適しているものは、コストがかかる割に顧客からはあまり価値を認められないプロセス) 【価値提供】価格が下がるだけでなく、顧客にと…

チャネル関係性の利用(代理販売、ネットワークビジネス)

「チャネル」とは、「集客の流入経路」のことであり、また、その「経路を構成する個人や組織」のこと。 つまり、自社商品の販売員(=経路を構成する個人や組織)が持つ最終顧客との特別な関係性を利用して販売する。 その特別な関係性とは、親類、近所、友…

アフィリエイト

代理店をつくり、販売・営業を行う。 おもに個人のウェブサイトやブログに企業の広告を掲載してもらい、自社商品の購入へとつなげる。 【価値提供】顧客は、商品やサービスを知る機会が増える。 【効果】・顧客へのアクセスが増加する。 ・販売、営業、マー…

取引規模利益モデル

取引の規模を大きくして、利益を高めるモデル。 取引の規模が大きくなればなるほど、「一件あたりの売り上げの上昇」が、「一件あたりの費用の上昇」よりも大きくなる。 利益が本当にある場所や、常にある場所(大きな取引や大口顧客)に焦点をあて、その顧客…

素材ブランディング

他の製品の素材としてのみ購入される製品のブランディングを行う。(その素材製品が最終製品の特徴的な機能であることを宣伝する) 【価値提供】顧客は、素材の特徴的な機能による恩恵を受ける。 【効果】ブランド認知により、自社製品が他社製品と置き換えら…

ブランド利益モデル

「ブランド」のもともとの意味は、自分が所有している家畜に、自分の所有物であることを識別できるように焼印を押すこと。 ビジネスでの意味は、自社の商品が、競合する他社の商品とは異なることを識別できるようにする(差別化する)ために、消費者の頭のなか…

廃品リサイクル

古くなった物を再販売したり、新たな製品へと再生させる。 【価値提供】環境問題の解決へ向けた活動を、日々の消費を通じて行うことができる。(そして、善い行いをしたという感情を得る) 【効果】・廃品リサイクルを実施するメーカーは、仕入れコスト(原料…

リバースイノベーション

リバースとは、「逆流」のこと。イノベーションとは、「新たな価値をもたらす大変革」のこと。 これまでは、先進国のイノベーションが発展途上国へ流れていたが、その逆の流れをつくる。 つまり、最初の商品企画を発展途上国向けに行い、超低価格で機能が充…

利益増殖モデル(ウィンドウイング)

技術、キャラクター、ストーリーなど、もろもろの資源を、さまざまな形式で繰り返し再利用する。 つまり、同一のオリジナル資産から派生した、異なる製品を展開する。(価値を抽出するさまざまな方法を見つける) ※ウィンドウイングとは、映画作品を提供するさ…

オープンソース

製品をひとつの会社で開発するのでなく、公共コミュニティで開発する。 お金を得る方法の一案は、オープンソースの基盤上に製品やサービスを構築して、間接的な収益を手にすること。 【価値提供】「コミュニティ全体の頭脳を結集したほうが、独自開発するよ…

オープンビジネス

通常は社外に公開しない研究開発の価値創造プロセスに、外部企業を招き入れる。 そして、ネットワークを形成し、共同でアイデアを出し合う。 【価値提供】外部企業とともにエコシステムをつくり、ともに十分な売上とメリットを得る。 【効果】・企業単体では…

プロシューマ―(ユーザーデザイン)

プロデューサー(生産者)+コンシューマー(消費者)=プロシューマ― 顧客が、消費者だけでなく(生産者として)デザイナーの役割も果たす。顧客のデザインに基づき、顧客の好みに応じたカスタマイズ品を製造する。 【価値提供】顧客は、自分用にカスタマイ…

リバースエンジニアリング

既存の技術や競合製品を分析する。そうして得られた情報をもとに、類似製品や互換製品を開発する。 ただし、知的財産権(特許やライセンス)には注意。 【価値提供】顧客は、既存の製品と性能が同等でありながら、より低価格な製品を購入できる。 【効果】・…